「996」の過酷な労働に縛られた中国の労働者たち、羊飼いという「緑豊かな牧場」に惹かれる
内モンゴルの農家が3,000頭の羊を世話する羊飼いを2名募集したところ、大卒者や工場労働者、ホワイトカラーの社員など、予想を上回る応募者が殺到した。内モンゴルの牧場で働く人を募集した中国人の農場主による求人活動は、その広告がSNSで拡散されたことで成功を収めた。これは、仕事探しに苦しむ都市住民の関心を集め、中国の労働市場における緊張の高まりを浮き彫りにしている。
左暁勇(Zuo Xiaoyong)氏は4月下旬、中国のSNSに、夏季に2,000ヘクタールの牧草地で3,000頭の羊を放牧させる羊飼い(できれば夫婦)を2名募集する広告を掲載した。募集場所はモンゴル国境付近のシリンホト市から約300km離れた牧場であり、冬場は気温がマイナス30度まで下がるなか、屋内での給餌や清掃業務も担うことになる。
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